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カフェで「場」をつくり、好きなことで食べていく方法

Series  ·  3 Episodes

カフェで「場」をつくり、好きなことで食べていく方法

ゲストは、大阪・枚方で「本の読めるカフェ float」を営む小夏さん。おしゃべりもパソコン作業もしない静かな店に、どうやってたどり着いたのか。母と2人でやっていた1店舗目のこと、1分で売り切れたお菓子と、まったく同じやり方が通用しなかった商品のこと。そして「そんな店で売上立たんやろ」と言われながら続けてきた、その戦い方。全3回にわたって聞きました。

#7前編

カフェで「場」をつくり、好きなことで食べていく方法(前編)

#7 番組初のゲスト回、そして初の3人収録です。ゲストは大阪・枚方で「本の読めるカフェ float」を営む28歳の小夏さん。オンラインストアと卸販売も手がけています。

パティシエを目指していた大学生が、旅の最中に届いた一本の連絡から、たった2ヶ月でカフェのオーナーになる。その始まりから、いくつもの場所と売り方を試しながら「これだ」と思える店にたどり着くまでをたどりました。

1分で300セット売れるオンライン販売がありながら、それでも自分の店を持ちたかったのはなぜか。そして毎年開いている運動会の話まで。

仕事も遊びも「人が集まる場所をつくりたい」という一本の線でつながっている人の回です。

ショーノート

タイムスタンプ

  • 00:00 28歳、カフェとD2Cを営む小夏さん
  • 01:32 パティシエ志望から、22歳でカフェのオーナーへ
  • 03:04 1店舗目のことと、次の店までの助走期間
  • 05:25 1分で300セット。それでも足りなかったもの
  • 10:23 毎年、運動会を主催している
  • 12:25 「本に出会える場所」と「本に向き合える場所」
  • 17:53 店名「float」の由来
  • 22:23 3本の柱で立つ経営

ゲスト

小夏さん|本の読めるカフェ「float」オーナー

大阪・枚方で「本の読めるカフェ float」を営む28歳。読書はもちろん、編み物や日記など過ごし方は人それぞれ。「自分のためだけの時間」を過ごせる“おひとりさまカフェ”をつくっている。カフェ・オンラインストア・卸販売の3本柱で製菓事業を展開し、看板商品はレーズンバターサンド「trois raisins」。

もともとはパティシエ志望。大学休学中の22歳で1店舗目「まめのき珈琲」をオープン。その後は京都での間借り営業やオンライン販売など、いくつもの場所と売り方を試しながら、納得できるコンセプトにたどり着いてから現在の店を開いた。お店のかたわらフォトグラファーとしても活動しており、面白い人同士を掛け算する場づくりが好きで、毎年運動会や林間合宿を主催している。

パーソナリティ

ミヤサカ 大阪の録音スタジオ&音楽制作会社を経営するサウンドエンジニア。普段は広告の映像の仕事が多い。非言語と言語の役割を分析することが好き。このポッドキャストを企画した張本人。50代。

まふりる IT企業でエンジニアをしながら、映像制作をしている27歳男性。「論理に溺れず、感性に逃げない」姿勢でバランスよく物ごとを考えることが好き。趣味は登山で、好きな言葉は「困難は分割せよ」。

企画制作/スタジオ:ニュアンスデザイン合同会社

#8中編34分

カフェで「場」をつくり、好きなことで食べていく方法(中編)

#8 前回に続き、ゲストは大阪・枚方で「本の読めるカフェ float」を営む小夏さん。中編は、なぜその道を選んだのかを掘り下げるところから始まります。

管理栄養士の学科に進んだものの「なんか違うぞ」と休学。ヨーロッパでファームステイをしていた最中に、母から連絡が届きます。

1店舗目では、その母と毎日のように喧嘩していたそうです。原因は、お互いの性格ではありませんでした。友人の一言をきっかけにあることを変えた3ヶ月で、母娘の関係も店の空気も変わっていきます。

後半はD2Cの話。行き先を失ったお菓子が「1分で売り切れる幻のレーズンバターサンド」になるまでと、同じやり方がまったく通用しなかった2つ目の商品の話。

うまくいった理由も、いかなかった理由も具体的に語られる回です。

ショーノート

タイムスタンプ

  • 00:00 なぜ、カフェの道を選んだのか
  • 00:52 管理栄養士の学科から、休学してヨーロッパへ
  • 04:52 まめのき珈琲時代、母と毎日喧嘩していた
  • 07:01 喧嘩の原因は、性格ではなかった
  • 13:01 「全部自分でやるべき」を手放す
  • 17:38 行き先を失ったお菓子が、D2Cの始まりだった
  • 19:51 1分で売り切れる、幻のレーズンバターサンド
  • 22:15 同じやり方が、通用しなかった
  • 26:46 「結構ポンコツなんですよ」と言えるようになるまで

ゲスト

小夏さん|本の読めるカフェ「float」オーナー

大阪・枚方で「本の読めるカフェ float」を営む28歳。読書はもちろん、編み物や日記など過ごし方は人それぞれ。「自分のためだけの時間」を過ごせる“おひとりさまカフェ”をつくっている。カフェ・オンラインストア・卸販売の3本柱で製菓事業を展開し、看板商品はレーズンバターサンド「trois raisins」。

もともとはパティシエ志望。大学休学中の22歳で1店舗目「まめのき珈琲」をオープン。その後は京都での間借り営業やオンライン販売など、いくつもの場所と売り方を試しながら、納得できるコンセプトにたどり着いてから現在の店を開いた。お店のかたわらフォトグラファーとしても活動しており、面白い人同士を掛け算する場づくりが好きで、毎年運動会や林間合宿を主催している。

パーソナリティ

ミヤサカ 大阪の録音スタジオ&音楽制作会社を経営するサウンドエンジニア。普段は広告の映像の仕事が多い。非言語と言語の役割を分析することが好き。このポッドキャストを企画した張本人。50代。

まふりる IT企業でエンジニアをしながら、映像制作をしている27歳男性。「論理に溺れず、感性に逃げない」姿勢でバランスよく物ごとを考えることが好き。趣味は登山で、好きな言葉は「困難は分割せよ」。

企画制作/スタジオ:ニュアンスデザイン合同会社

#9後編22分

カフェで「場」をつくり、好きなことで食べていく方法(後編)

#9 大阪・枚方で「本の読めるカフェ float」を営む小夏さんの回、いよいよ最終回。

話は「これから」に移ります。8歳のノートに書いた夢は22歳で叶ってしまった。では、次の夢は何なのか。

後半は、静かな店をどう成り立たせているのかという実務の話へ。「そんな店で売上立たんやろ」と言われながら続けてきた、その戦い方。

そして締めの質問、小夏さんの〇〇で食べていく方法。返ってきた答えは?今回は3人での収録だったので、番組で初めてパーソナリティ2人からも同じ質問に答えています。

ショーノート

タイムスタンプ

  • 00:00 法人化と、その先にやりたいこと
  • 01:37 8歳のノートに書いた夢、その次に出てきた夢
  • 03:29 尾道で二拠点生活、という構想
  • 04:25 届けたい人に、まだ届いていない
  • 05:40 カフェ経営のKPIは?
  • 07:46 「贈り物をするように働く」
  • 09:19 属人的なものを、どう人に渡すか
  • 10:37 このコンセプト、他の人に再現できるのか
  • 13:30 小夏さんの〇〇で食べていく方法
  • 17:50 パーソナリティ2人から見た〇〇で食べていく方法

ゲスト

小夏さん|本の読めるカフェ「float」オーナー

大阪・枚方で「本の読めるカフェ float」を営む28歳。読書はもちろん、編み物や日記など過ごし方は人それぞれ。「自分のためだけの時間」を過ごせる“おひとりさまカフェ”をつくっている。カフェ・オンラインストア・卸販売の3本柱で製菓事業を展開し、看板商品はレーズンバターサンド「trois raisins」。

もともとはパティシエ志望。大学休学中の22歳で1店舗目「まめのき珈琲」をオープン。その後は京都での間借り営業やオンライン販売など、いくつもの場所と売り方を試しながら、納得できるコンセプトにたどり着いてから現在の店を開いた。お店のかたわらフォトグラファーとしても活動しており、面白い人同士を掛け算する場づくりが好きで、毎年運動会や林間合宿を主催している。

この回に出てくるキーワード

  • ゴール型/テーマ型:目標を決めて逆算するのではなく、テーマに沿ってその時の流れで動く働き方
  • 客単価:float が最も重視している指標。売上のためではなく、いい価値提供ができたかを測る数字として置いている
  • 「贈り物をするように働く」:ナカムラケンタ『生きるように働く』に出てくる言葉。小夏さんが働くうえで最も大事にしている
  • 返報性の法則:支払った額より受け取った価値が大きいと、人は無意識に返したくなる。ただし狙って動くと伝わってしまう、という話がセットで出てくる

印象的な言葉

「本当、人生足りひん。一回じゃん」

「今は、美味しそうなお菓子を発信することに逃げちゃってるんですね」

「本が読めるゆっくりした店やって、売上立たんやろって言われて。普通にやったら、立たないなと」

「ただ、その戦略的な意識だけで動くと、絶対それは伝わっちゃうなと思っている」

「小夏さんが言ってたからこうしよう、じゃなくて、このお客さんこうした方が多分喜ぶからこうしよう、が出てきるようになってきている」

「旅行の最後の方は、早く仕事したくてうずうずするんです」

「グレーが苦手で、白黒つけたがるタイプ」

「悩む時間は、そんなに役に立たないなと思っていて」

「直感って、これまでの人生の蓄積から出る脳の自然な判断じゃないですか」

「考えずにやってるっていうよりは、判断の時に余計なことを混ぜないようにしてる、という感覚」(ミヤサカ)

「人が好きという部分と、内省をするという部分。それが組み合わさったのかな」(まふりる)